Homebrew は便利だが、通常ログインしているユーザーでインストールするのでカジュアルに環境を変更できてしまうのがよくないと思っている。
(最近ではオプションが必要になったものの) pip install とかすると break system package してしまうし、セキュリティ的にも汚染される心配がないことはないので権限を分離しておきたい。
ということで自ユーザーとは別のユーザーを作成して、そのホームディレクトリ以下に homebrew をインストールする(root でインストールするのではなく、別ユーザーにインストールする)。
$ sudo useradd linuxbrew $ sudo mkdir -m 755 /home/linuxbrew $ sudo chown linuxbrew:linuxbrew /home/linuxbrew $ sudo -iu linuxbrew bash (homebrew を普通にインストールする) $ /home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew shellenv >> /home/linuxbrew/.profile
ここで brew が linuxbrew ユーザー配下に配置された。 次に元ユーザーの shell に必要な env variables を /home/linuxbrew/.profile から元ユーザーの shell の rc にコピーして PATH などを通しておく。
この時点でもともとのユーザーから linuxbrew を叩くには以下のようにする。
$ sudo -iu linuxbrew brew install ...
これだとちょっとめんどくさいので、 shell の rc で alias を貼る。
alias brew='sudo -iu linuxbrew brew'
これで brew を打つと自動的に linuxbrew ユーザーで実行されるようになり、利便性を損なわず安心になる。